
筋トレをしながら1500mの
記録を伸ばしたいんだけど、
そんなことできるの?

できますよ!
実際私は筋トレとランニング
どちらも行っています!

でも、筋トレもしてランニング
もしていたらすごく時間が
かかるんじゃない?

ランニングにかける時間は約20分
程度、筋トレ時間と合わせて
1時間20分でトレーニングが
終わります。
それも長いと感じる人は
筋トレをやる日、ランニングを
やる日と分けてもいいですよ。
筋トレとランニングの両立はしたい!
筋トレをしながら1500mの記録を伸ばしたい!
このような悩みを解決します。
ランニングをすると、筋肉を分解してしまい、筋トレの効果がなくなるのではないかと心配される方お多いと思います。
実際にランニングを長時間続けるとストレスホルモンが分泌され、筋肉を分解し始めます。
でも、それは長時間ランニングを行った場合です。
筋トレとランニングを10年間続けてきて分かった、筋トレと並行して、ランニング能力の向上させる方法をこの記事で伝えていきます。
筋トレとランニングの併用がタブーとされてきた概念をここで変えましょう。
執筆者紹介
ランニング時間は20分以内

ランニングと筋トレを混ぜてはいけないのは、筋肉を大きくしたいのにその筋肉の成長をランニングが阻害するからです。
その阻害物質がコルチゾール
コルチゾールはたんぱく質の分解を促進しエネルギーを作るは働きがあるホルモンです。
ランニングのエネルギー消費は糖質、脂質、たんぱく質の順番で行われますが、コルチゾールが分泌が最高値になるのが有酸を開始してから30分後です。
だったら、20分以内でランニングメニューを終わらせばいいのです。
20分程度のランニングでは記録を伸ばすことは難しいのではないかと思うかもしれませんが、そんなことはありません。
確かに、フルマラソンやハーフマラソンの記録を伸ばすことは難しいです。
でも、1500mほどの中距離なら、時間にして約15分~20分のランニングマシンで、記録は伸びます。

私も筋トレ後に30分の
ランニングを行っていた時は、
筋肥大が鈍かった気がします
でも、筋出力はずっと上がって
ましたよ!
トレッドミルの魅力

筋トレとランニングを並行して行う上でお勧めするのはトレッドミル(ランニングマシン)を使うことです。
ジムにあるマシンの中でもトレッドミル(ランニングマシン)は屈指の最高のマシンどす。
トレッドミルが最高のマシンであるポイントは2つあります。
1つは天候に左右されないこと。
張り切ってランニングをやろうと思っても、雨が降って居たり、すごく寒かったりした時って外で走るのはすごくしんどいですよね。
トレーニングは続けることに精神的ストレスがかかることが一番よくありません。
その点、トレッドミルは室温約23度の室内で使うことができ、走るぞ!という決断をすぐに決められます。
ポイント2つ目はペースを決めて走れることです。
気候がいい日などは外で走るのも気分転換や心地良い気持ちになりストレス発散にもなります。
でも、ランニングペースや走行距離を決めて走っても人間の感覚なので誤差が生じてしまいます。
そんなこともトレッドミルは、細かな時速設定ができ、体に確実な距離と時間を覚えさせるのにもってこいのマシンです。
上記のポイントを踏まえて、トレッドミルにぴったりなトレーニング方法を以下で伝えてきます。
20分間走、閾値ランニング、インターバルトレーニング、レペティショントレーニング
トレッドミルでできるランニングメニューは4つ。
20分間走、閾値ランニング、インターバルトレーニング、レペティショントレーニングです。
20分間走

20分間走の目的は、ランニングに慣れていない人または、久しぶりにランニングを行う人のメニューです。
走るペースは20分間走るのに気持ちいと感じる速さを意識してください。
20分間走のポイントは正しいフォームで走ること。
~正しいフォーム~
足の踏み込みは体の真下。体の前に脚を踏み込んでしまうと、ハムストリングをケガする可能性が高まってしまいます。

上体はバウンドさせず高さを保ったまま走る続けること。
体が上下に動いてしまうと、無駄な力を使ってしまいます。
身体をバウンドせず、スムーズに前進するイメージでランニングを行いましょう。

つま先は進む方向に向ける。
つま先が外に向いてしまうと足の力をうまく使うことができずに、余分な力を使ってしまいます。
前進する方向につま先を向けてランニングを行います。

これを意識した状態で20分間走を行います。

気持ちいいスピードは、
時速7~10km。
まずはランニングに慣れ
ることが大切です。
無駄なエネルギーを消費
させなフォームを体に
覚えさせましょう。
閾値ランニング

閾値(いきち)ランニングを行う目的は血中の乳酸除去の向上(持久力の向上)です。
閾値ランニングのポイントはその速さを30分維持できる速さで走ること。
その速さで20分間走を行います。
自分の閾値ランニングの時速を知るためにも、1度1500mを測る必要があります。
もし、1500mのタイムが6分なら1.5÷0.1=15
時速15kmから3を引いた時速12kmが閾値ランニングのペースです。

実際に走ってみて
スピードを調節しても
OKです。
インターバルトレーニング

インターバルトレーニングは3~5分間走り続けられる速さで走るトレーニングです。
ポイントは全身持久力を高めること。
全身持久力とは体を動かし続ける能力、つまり全身持久力を高めることはスタミナをつけるということです。
人は、全身持久力が高い状態になるまでに約1分20秒~2分かかるため、20分間でインターバルトレーニングを行う場合の走行距離は800mがおすすめです。
休憩は走った時間の半分にすることで、全身持久力が高まるまでの時間を短縮することができます。
1500mのタイムが6分の人は平均時速が15kmなので、時速15kmで走りましょう。

私は800mを3本
間の休憩は、
約2分とっています。
レペティショントレーニング

レペティショントレーニングとは無酸素運動または無酸素運動に近い速さで短い距離を走るトレーニングです。
ポイントは十分な休憩をとって正しいフォーム、速いスピードで走ること。
距離は短いけどその分、自分のマックススピードで走るので、崩れたフォームで走るとけがに直結してしまします。
20分間のランニングトレーニングでは400m走がおすすめです。
1500mのタイムが6分の人の平均時速は15kmなのでプラス3~5kmのスピードで走りましょう。
インターバルトレーニングではないので、休憩は走行時間の倍以上取りましょう。

レースで最後の1周の時に
力を発揮してくれる
トレーニングです。
閾値トレーニング、インターバルトレーニング、レペティショントレーニングはその日の体調や好みで変えていっても構いません。
終わりに
トレーニング強度は、今のメニューを1か月半~2か月続けてから上げることをおすすめします。
なぜなら、そくざにトレーニング強度を上げてしまうと、けがのリスクが高まったり、
きつすぎて精神的ストレスが溜まり、ランニングを続けることが難しくなるからです。
おすすめのランニング頻度は、週に3日~4日です。
無理なく1500mの記録を伸ばしていきましょう。
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