こんにちは。
筋トレ歴11年、低身長トレーニーのサクパンです。
最近、筋トレを始めたばかりなのにベンチプレス90kg挙げる同僚に、こんな質問されました。

メニューの組み方が分からな
いから教えてほしい。
確かに、なんとなーく鍛えてはいるけど、本当に正しいメニューで自分はできているのか心配になりますよね。
基本的なメニューの考え方は
・鍛えたいメインの部位
・重さと回数
・回復させる日数
この記事を読めば、ジムに行く前にメニューを決め、悩むことなくトレーニングに集中することができます。
ちなみに、おすすめのトレーニング日数は週4日なので、その理由もお伝えします。
週1のトレーニングじゃダメ?

ジムに行く時間が週1回しか取れない人もいると思いますが、残念なことに、週1回のトレーニングでは
筋肥大の効果が出にくいです。
そこで、筋肥大の効果を得るためには1週間の総負荷量を考える必要があります。
例えば、大胸筋トレーニングを週1回行った場合、扱った重量の総負荷量が1000kg
週2回で大胸筋トレーニングを行った場合は2000kgになります。
週1回と2回では総負荷量が2倍も違うのです。

週2日分鍛えれば
いいんじゃないの?
と思われるかもしれませんが、
1日で2回分の大胸筋トレーニングを行うことは、けがのリスクが高まるだけではなく、現実的ではありません。
また、筋肉の成長曲線を見てもトレーニングの感覚を開けてしまうと、筋肉は成長しずらいのです。

メニューの考え方

メニューはビッグ3のメイン種目を主軸にまんべんなく鍛えることが大切です。
胸の日
ベンチプレス又はインクラインベンチプレス
背中の日
デッドリフト又は懸垂
脚の日
スクワット
回復させる日数は
大胸筋は2~3日、背中は2~3日、脚は3~5日
細かく考えるのが嫌な人は、メインの部位をトレーニングした日から5日以内に同じ部位をトレーニングすればいいです。
モデルケース
私の筋トレメニューを紹介しますので参考にしてみて下さい。
日曜日、ランニング
火曜日、大胸筋と2頭筋
水曜日、背中と3頭筋
金曜日、大胸筋と2頭筋とランニング
土曜日、背中と3頭筋とランニング
週5日やってるじゃんと思われますが、金曜日に飲み会がある場合はトレーニングをずらして週4日で行う言こともあります。
また、脚トレ代わりにランニングを行っていいるので、気になる方はこちらの記事読んでほしいです。
初めにやる種目
メニューを決めるポイントは
重い重量を扱うことができる
初めにやる種目を2種類決める
理由は、総負荷量を稼げるのとジムが混んでいる時にメニューをきりかえることができるから。
それも踏まえて、ビッグ3を主体にしたメニュー内容を紹介します。
胸の日

メイン種目
ベンチプレスorインクラインチェストプレス
インクラインチェストプレスはスミスマシンで行うことすすめます。
ベンチプレスは筋肥大と筋出力を高めるため、インクラインチェストプレスはかっこいい大胸筋を作るための筋肥大トレーニングと考えるといいです。
ベンチプレス
・6~8レップ×3~4セット
インクラインチェストプレス
・8~10レップ×3~4セット
サブメニュー
ケーブルクロスオーバー
インクラインダンベルプレス
チェストプレス
メイン種目以外は上記の中から、2~3つ選んでください。
そして、すべてセット数3~4、レップ数8~12回で行いましょう。

ベンチプレスをやった日は、
サブメニューにスミスマシ
ンでインクラインチェスト
プレス行うのもありです。
背中の日

メイン種目
デッドリフトor懸垂
デッドリフトはやればやるほど重量が伸びていきます。
ベンチプレスと同様に筋肥大と筋出力の両方を狙ったセットを組むのがおススメ。
・6~8レップ×3~4セット
懸垂は体全体を上に引く高強度のトレーニング。
練習すればだれでもできるようになるのでマスターするまでチャレンジしましょう。
懸垂練習期間ラットプルで背中メニューを補ってください。
・50回引ききる(何セットに分けてもOKです)
また、ジムが混んでいてデッドリフトも懸垂もできない時は、ワンハンドロウがおススメ!

ワンハンドロウは背中の筋肉
を筋肥大させることを目的と
して、腕が伸びきった状態か
ら、肘をしっかり引ききるこ
とが大切です。
・左右各10~20レップ×3~4セット
サブメニュー
ロー(マシン)
ワンハンドロウ
ラットプル
ケーブルプルオーバー
上記の中から2~3つ選んでください。
また、12~15レップ×3~4セット行いましょう。

背中はいろんな方向から引
くことも大切なので、ロー
マシンの種類が豊富なジム
に通っている場合はマシン
別でメニューに組むのもあ
りです。
脚の日

メイン種目
スクワット又はレッグプレス
・8~10レップ×3~4セット
サブメニュー
レッグカール
レッグエクステンション
ヒップスラスト
ヒップアダクション
ヒップアブダクション
ヒップアダクションは内ももを鍛えるトレーニングですが、年齢を重なるごとに、内ももの筋肉を使わなくなるので
脚の日にメニューとして加えることをおすすめします。
また、ヒップスラストはお尻を鍛えるトレーニングですが、デッドリフトでも鍛えることができるので、
疲労の蓄積をふまえてもメニューに組み込むのは後回しでいいでしょう。

レッグカールはもも裏を鍛
えるトレーニング。
デッドリフトでも鍛えるとこ
ができるので、メニューに組み
込まなくてもOKです。
ランニング

ランニングはトレッドミル(ランニングマシン)で行います。
・800mを時速12~18kmで3セット
または
・800mを時速12~18km2セット、400m時速はマックススピードに近い速さで1セット
もしくは
・20分間走(時速は30分間ぎりぎり走り切れる速さで)

ランニングは筋肥大を抑制
しまう、ストレスホルモン
を分泌させてしまうとして
筋トレとの相性はよくない
とされていますが、短い時
間なら大丈夫!
詳しくはこの記事を
二頭筋、三頭筋トレーニング
二頭筋、三頭筋は各種目を終了した後に行うのがいいです。
二頭筋
・ケーブルアームカール
・インクラインダンベルアームカール
(アームカール内部リンク)
三頭筋
・ワンハンドケーブルトライセプス
・ケーブルトトライセプス
・ケーブルトライセプスプルオーバー
どちらも、2種目12~15レップ×3セット行いましょう。
まとめ
今回は私も行っている、王道なメニューの組み方を紹介しました。
私は11年間、上記のメニューを少しずつ組み替えながらも、大きく変えることなく続け、
今では、ベンチプレス120kg、デッドリフト140kg、1500m4分57秒という記録を出すことができました。
特別に筋肉量があったわけでもなく、運動もできたわけではありません。
ただ、続けただけです。
トレーニングは続けることが大事。筋トレができない期間があっても大丈夫です。
また続けられるようになれば筋肉は復活します。
今回紹介したメニューを参考にしてもらい、ご自身の筋トレライフを満喫してください。
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