こんにちは、低身長トレーニーのサクパンです。
私は20歳から筋トレとランニングを始めて、今ではベンチプレス120kg、デッドリフト150kg、1500mは4分55秒で走れるようになり、周りの同僚や友人からよく言われることがあります。

どうやったら、ベンチプレス
100kg挙げられるの?
どれくらい筋トレすると
かっこいい体になるの?
簡単な話、筋トレを10年続ければ誰でもベンチプレス100kg挙がるし、勝手にからだはカッコよくなります。
しかし、偏った筋トレをしてしまうと、変な形の筋肉になったり、ベンチプレス100kgが全く挙がらない状態が続いてしまうので、注意が必要です。
そこで、この記事では、私が筋トレ初心者の時の失敗例を皆さんに知ってもらい、効率良く、再現性のある筋トレとランニングを両立したトレーニング生活を送るすべを紹介します。
ベンチプレス100kgは約2年で挙げられるようになる

株式会社アルファメイルの調べによると、筋トレをしている男性280人を対象にベンチプレスを100kg挙げられるか調査したところ、挙げられると答えたのは28人で全体の9%。
その28人に筋トレを始めてどのくらいの期間で100kgを挙げられたかを聞いたところ半年~1年で挙げた人が11人、1年~2年で挙げた人が6人でした。
なんと、約60%の人が2年以内に100kgを挙げたのです。

100kgを2年で挙げら
れるなんて、私の感覚
だと、皆さんにはセン
スしかありません。
そんな私は、筋トレを始めて4年後にベンチプレス100kg挙上が成功。
100kgを挙げるのに4年もかかってしまった原因を自己分析した結果、
・体重を60kgのまま増やさなかった
・30分間のランニングを筋トレ後に行っていた
などが考えられました。
次に、体重を増やした方がいい理由と、筋トレとランニングの両立方法を述べていきます。
体重は正義

ベンチプレスを始めた時の最初の目標は、自分の体重をあげることですよね。
私は体重が60kgだったので、60kgを挙げることがベンチプレスの最初の目標でした。
筋トレ初心者は初心者ボーナスという言葉があり、筋トレを始めて、約半年以内に自分の体重を上げられるようになります。
わたしの場合も、半年でベンチプレス60kgを挙げられるようになりました。
単純に体重が80kgの人だったら、半年で80kg挙げられるようになりますよね。
むしろ、半年もかからないでしょう。
すると、体重80kgの場合、筋トレ初心者の憧れである、ベンチプレス100kg挙上まであと20kgです。

私も体重を増やせばよかっ
たのですが、体型が醜くな
るのが嫌で、爆食はできな
かったです。
あと、大学生だったことも
あり、爆食できるほどのお
金もありませんでした。
また、体重が正義である理由を、身近に感じたことがあります。
最近、体重93kgの同僚が筋トレを始め、ジムに通って1ヵ月と聞いていたのにベンチプレス90kgが挙がったと言っていました。
2週間後に聞いてみると、なんと95kgが1回挙がったと言うのです。

私は90kg挙げるのに
1年かかりました。
でも、彼は少し肘を痛めたらしいので、私は正しいベンチプレスのフォームを教えましたが、異常な成長スピードの彼に対して、私は何が教えられるのだろうと疑心暗鬼になりました。
ベンチプレスを最速で100kg挙げたいのであれば、体重を増やすのが一番の近道です!
ランニングを行っていた理由はちびで走れないのは嫌だった

これは完全に偏見なので、嫌な気持ちになったらすみません。
マッチョはかっこいいし憧れます。
でも、身長が小さいマッチョを見てどう思いますか?
私は、ちびでマッチョは別にいいけど、ちびで走れなのはどうかと思います。
高身長になりたいけど、なれなかったから筋肉で体をおおきくしました。
でも、筋肉量や挙げられる重量は、高身長で少しトレーニングしている人より少し上なくらい。
ちび特有の機動力は、高身長で少しトレーニングしている人と変わらない・・・
私自身が身長164cmしかないので自虐として聞いてください。
オスとして、敗北してませんか?
そんなことを考えていると、走れないマッチョにはなりたくなくて、筋トレ後30分間のランニングを行っていたら
筋トレ後のランニングメニューが憂鬱過ぎて筋トレに集中できないことが多々ありました。
コルチゾールと集中力

ランニングと筋トレが両立できないというのは、長時間のランニングによりコルチゾールが増加し、筋肉の分解促進されることも考えられますが、
筋トレ後に長時間のランニングを行わなければならないことで筋トレに集中できないということも要因に含まれています。
そこで、30分ランニングから20分以内のインターバル走にメニューを変えると
筋トレ中にランニングの憂鬱さを感じなくなり、ベンチプレス100kgから110kgを挙げられるようになるまで時間はかかりませんでした。

ランニング時間を短くした
ことで筋トレが楽しくなり
ました。
大胸筋は5部位ある!
大胸筋は1つの部位でできていると思われますが、実は違います。
大胸筋は上部、中部、大胸筋下部、側部、大胸筋内側の5つに分かれているのです。

そして、ベンチプレスを行うことで、一番発達してしまう筋肉が側部です。
そんなことに気づかす、1年間ベンチプレスしか行わず、側部ばかり鍛えた私の失敗談をお聞きください。
ベンチプレスばかりやっていた

筋トレ始めたての頃は、ベンチプレスをやればやるほど重量が挙がるので、ベンチプレスにどはまりしていまうことがあります。その一人が私。
私私の場合、胸の日はベンチプレスばかりやっていて、ダンベルの種目をあまりしていませんでした。
「とりあえずベンチプレスを10セットくらいやれば重量も筋肉も成長するでしょ!」
と軽い気持ちでトレーニングをしていると、筋トレ2年目に突入した時に後悔!
ほぼ、ベンチプレスだけをやっていた私の大胸筋は側部だけが発達し、大胸筋上部と内側がペラペラに発達していました。

みっともない大胸筋の完成です。(画像はイメージです)
かなりショックでした、そこから一度できあがった筋肉を修正するのは一苦労。
なぜなら、私の大胸筋は側部を収縮させることしか知らないから。
筋肉が一番成長する期間に、何も考えずトレーニングしたことを後悔しました。

筋肉はまんべんなく鍛える
ことが、筋出力の向上と筋
肥大への近道です。
重さを追求し過ぎる

ベンチプレスの挙上には高重量を挙げるために、ケツを上げてブリッジを効かせたり、バーを胸にバウンドさせて挙げる、テクニックがあります。
私はよくやっていたため、筋肥大のペースが遅かったです。
理由は、上記のテクニックは、大胸筋をまんべんなく収縮させることをせずにバーを挙げているから。
重量は上がるので気持ちはいいですが、ドーピングに近いのです。
テクニックにはまってしまうと、なかなか抜け出せません。

正しいフォームでは大胸筋
をフルに使うのに、間違った
フォームでは5割程度しか使
えない。これでは筋肥大は見
込めないです。
また、筋肉は神経からの伝達により筋細胞が収縮し、重量が挙げられるようになります。
そこで、テクニックのフォームばかりでベンチプレスを行うと正しいフォームに戻したときに、ケツ上げや胸でバウンドした時とは動きが違うので重量が挙がらなくなります。
理由は、違ったフォームに神経が適用されてしまうからです。
重量を追い求めるのもいいですが、正しいフォームで1歩ずつ着実に成長する方が、筋肥大、筋出力両方を狙うには正しい方法だと言えます。
ケガは隣り合わせ

次に、調子がいい時ほどけがをしやすいということを覚えておいてください。
筋トレをしていると、今日は先週よりも重量が軽く感じるときが皆さんもあるでしょう。
しかし、そのような時に限って、無理な態勢で重量を扱っており、関節にダメージを与えている可能性が高いです。
例えば、ベンチプレスやダンベルプレスだと、
・ブリッジをかけすぎて腰やひざを痛めためる
・肩で挙げてしまい、関節を痛める
・手首を返してしまい、痛める
トレーニングの調子がいい時ほど、没頭してしまい、ケガのリスクをないがしろにしがちなので、常に綺麗なフォームで行うことを1番に考えてトレーニングを行いましょう。

トレーニングとトレインの
語源はラテン語のトラへレ
からきており、引っ張るつ
ながる、継続する、という
意味でトレーニングとトレ
インという言葉になりまし
た。
無理なく、健康的にトレー
ニングは続けるべきです。
その他、抑えるべきポイント
トレーニング時
・フォームへの過剰な意識
正しいフォームは重要ですが、動作を必要以上にゆっくり行いすぎると、狙った筋肉への刺激が効率的に伝わらないことがあります。
レップ間の動作は8秒以内におさめましょう。
・補助筋の強化不足
主要な筋肉を補助する筋肉(三頭筋など)が弱いと、高重量を挙げられる能力があるのに、先に補助する筋肉がへばってしまいます。
1種目でもいいので補助する筋肉もしっかり鍛えましょう。
・不適切なインターバル
セット間のインターバルが短すぎると、疲労により持ち上げる回数や重量が減少します。
低重量を扱う際は、短いインターバルでも問題はないですが、高重量を扱う際は、筋肉を収縮させるエネルギー源である
アデノシン三リン酸を修復させるクレアチンリン酸の回復に、3~5分かかるため、インターバルは長めに取る必要があります。
・狭い可動域
可動域が狭いトレーニングは筋肉への刺激が少なく、効率が悪くなります。
筋繊維はしっかり収縮させることで成長するので、可動域は必ず意識しましょう。
・多すぎる種目数
多くの種目をこなすことに集中しすぎると、一つ一つの種目のクオリティが低下し、効果が薄れてしまいます。
数をこなすのではなく、筋肉を収縮させることに意識しましょう。
・マックス重量への挑戦を毎回行う
マックス重量への挑戦を毎回行うことは、その後のトレーニングボリュームの減少や神経系の疲労や怪我のリスクも高めます。
重量を伸ばしたいと焦るよりも、正しいフォームで、ケガをせず、一歩ずつ筋肉を成長させましょう。
栄養摂取の不足
カロリー不足ダイエット期など極端なアンダーカロリー状態では、筋出力や持久力が確実に低下します。
私も、ダイエットをしながら、筋トレでは高重量トレーニング、ランニングではタイムを縮めるための激しいトレーニングを行っていましたが、
やはり重量は伸びないし、エネルギー不足により、軽い肉離れを起こしたりしてしまいました。
短期間で痩せようとせず、少しずつ継続できる、ダイエットが生活の一部になるぐらいのペースで行いましょう。
柔軟性の不足

柔軟性不足は、筋肉本来の力を発揮できないだけではなく、可動域も制限され、トレーニング効果が低下します。
特に背面(背中、腰、お尻、ハムストリング、ふくらはぎ等)の筋肉が凝り固まってしまうと、ベンチプレスでフォームを作った時に、腰を痛めたり、
ランニングで、スピードについていず無理な走りになり、肉離れを起こしたり、
デッドリフトでは筋肉が固まっているところに重量がかかり、腰痛の原因を引き起こしたりするので、ストレッチポール等を活用して、体を毎日ほぐしましょう。
まとめ
筋トレにハマりだすと、トレーニング回数や扱える重量ばかりに気をとられてしまい、フォームやリカバリーをおろそかにしてしまうことが多々あります。
しかし、この記事を最後まで読んだあなたは大丈夫!
私の失敗を糧として、同じ過ちを犯すことはないでしょう。
他にも、このブログでは、正しいトレーニングフォームやトレーニング方法を紹介していますので是非、参考にしてみて下さい。










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