【減量、増量、現状維持にコミット】食事管理を徹底解説!

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トレーニング君
トレーニング君

筋肉を成長させるには食事が大切なのはわかるけど

食事管理って難しそう。

筋肉を大きくしたり、扱える重量を上げるためにはもちろん筋トレが大事ですが、筋トレと同じくらい大事なのが食事です。

You are what you eat「あなたはあなたの食べたものでできている」という、アメリカのことわざがあるように、食事は私たちの人生を作っています。

筋肉をつけるにはまずいっぱい食べて太るのが大事と思って、菓子パンだけ鶏むねだけを食べて体を大きくしようとしていませんか?

目先の利益だけを考えて、バランスは後回しにしていると、かえって体を壊したり余分な脂肪がついたりと、体重が増える代償があまりにも大きすぎます。

トレーニング君
トレーニング君

だから、食事管理は難しそうだからやりたくないんだよ!

そうですよね!

私も面倒くさがりなので細かいカロリーを計算して1日を過ごしたくないです。

そんな私のような、面倒くさがりな方でも、増量、減量、現状維持も簡単に計算できる方法を皆さんにお伝えしたいと思います。

それが、マクロ管理法です!

この記事を読んことで、ご自身の目的に合った簡単なカロリーコントロールを知ることができます。

どれだけいい運動も悪い食生活は倒せない

「どれだけいい運動も悪い食生活は倒せない」この言葉はフィットネス大国アメリカで有名な格言です。

好きなものを好きなだけ食べた時に、

「明日は食事を節制して、運動して今日の分をなしにするぞ」

と考えたことありますよね。

ランニングの消費カロリーは体重×走った距離です。

私の体重が63kgなので、63(kg)×10(km)=630(キロカロリー)

私の場合だと、時速10kmで1時間走ってやっと630キロカロリー消費されます。

では、外食する時によく食べる食事のカロリーはというと、

ビックマック(単品)526キロカロリー

ステーキ200g(単品)797キロカロリー

お寿司10貫      640キロカロリー

ビックマック単品なら、ぎりぎり消費できますが、外食でメジャーな食べ物はランニング1時間では消費しきれません。

これにご飯やサイドメニュー、デザートなども付けると運動する時間を伸ばさないといけません。

というか、外食するたびに食べた分だけ運動で消費しようという設定が厳しすぎますよね。 

 

では、ダイエットのプロであるボディービルダーはどうやって減量しているのかというと、食事制限をしているのです!

減量(ダイエット)=カロリーをカット(食事制限)をすることが常識なのです。

食事制限だけでは体重が減らなくなってきたら、並行して運動方法を有酸素運動を多めにすることを考えます。

ただ体重だけを落とすのは、脂肪を燃やしてくれる筋肉も一緒に落としてしまうので、筋トレを行ってそのうえで有酸素運動も行うことが大切です。

ダイエットのプロでもカロリーカットするために食事制限を行うので、一般人の私たちにも痩せるためには食事制限が必要だってことが分かります。

マクロ管理法

マクロ管理法を行うのは簡単でステップは5つ!

ステップ1基礎代謝を割り出す

ステップ21日の消費カロリーを割り出す

ステップ31日の摂取すべき総カロリーを割り出す

ステップ4各三大栄養素を何グラムずつ摂ればいいかを割り出す

ステップ5割り出したマクロ栄養素通りに食事をする。

この5つだけです。

一つずつ伝える前に、三大栄養素についてここで説明します。

三大栄養素

P(たんぱく質)

筋肉をはじめ、肝臓、血液、皮膚など体のあらゆる組織を作る材料になる栄養素。Protein(プロテイン)と呼ばれています。

1g=4キロカロリー

F(脂質)

体内でエネルギー原として使われるほか、ホルモンを作ったり脂肪として蓄えられ、体を急激な温度差から守ったりする働きがある。英語でFat(ファット)

1g=9キロカロリー

C(炭水化物)

炭水化物とは糖質と食物繊維の合わせた総称で、エネルギーとして利用されるのが糖質、消化されにくい成分を食物繊維といいます。英語でCarbo(カーボ)

1g=4キロカロリー

近年の日本人は、たんぱく質の摂取量が減っているといわれ、その原因が食の欧米化により、魚よりも肉が多く食べられていること。

また、過度なダイエット志向とメタボ予防による食事量の減少だと言われています。

お肉は魚と違ってグラム当たりのに含まれる脂質が多く、たんぱく質が少ないため、日本人のたんぱく質の摂取量が減少しているといわれています。

たんぱく質は体を作るうえでとても大事な栄養素なので、意識して摂取することが必要です。

ステップ1~基礎代謝を割り出す

ここからマクロ管理法を1ステップずつ説明していきます。

まず、1日何もしていない状態で消費するカロリー=基礎代謝量を計算します。

計算式

男性 10×体重+6.25×身長-5×年齢+5=基礎代謝

女性 10×体重+6.25×身長-5×年齢-161=基礎代謝

私の場合

10×63kg+6.25×165cm-5×31歳+5=1511.25

小数点は切り捨てた1511キロカロリーが私が何もしていない、ほとんど寝ている状態に消費する1日のカロリーです。

ステップ2~1日の消費カロリーを計算する

1日の消費カロリーを計算するには自分の活動レベル係数を調べます。

良く座る人

1日の歩数が8000歩未満で週3~6日の筋トレをしている人

係数 1.3~1.6

やや活動的な人

1日の歩数が8000~10000歩で週3~6日の筋トレをしている人

係数 1.5~1.8

活動的な人

1日の歩数が10000~15000歩で週3~6日の筋トレをしている人

係数 1.7~2.0

非常に活動的な人

1日の歩数が15000歩より多く3~6日の筋トレをしている人

係数 1.9~2.2

私の場合

座り仕事で、週5日筋トレをしているので、係数は1.5

先ほどの基礎代謝量1511キロカロリーに1.5をかけると

1511×1.5=2266

2266キロカロリーが私の1日の消費カロリーになります。

ステップ3~目的ごとで摂取すべき総カロリーの計算

ここでカロリー幅の上限はプラスマイナス20パーセントまでとします。

理由としては、1日の消費カロリーを20バーセント以上増やしてしまうと無駄な体脂肪も増えてしまから。

また逆に20パーセント以上減らすと、今度は筋肉量が減ってしまうので、プラスマイナス20パーセントとします。

バルクアップ(カロリーを増やす)

1日の消費カロリー×1.2

現状維持

1日の消費カロリー×1

ダイエット(カロリーを抑える)

1日の消費カロリー×0.8

私の場合

ダイエットをしたいと仮定して

2266×0.8=1812

1日1812キロカロリーを食べ続ければ筋肉も減らずにダイエットができる計算になります。

ステップ4~三大栄養素の摂取量を割り出す

トレーニングをしている成人のたんぱく質摂取量は1.6~2.2×体重分を1日に摂取することが望ましいとされいます。

しかし、正直難しすぎると私は判断しています。

私も昔は、たんぱく質を2倍以上取るように心がけていましたが、健康診断で肝臓の数値が以上に高く検査するよ診断されました。

そこでたんぱく質の摂取量を1日100g超えるぐらいに抑えると、次の健康診断では数値が平常になりました。

また、たんぱく質を多く摂取していた時は、便が以上にくさい!

摂りすぎは内臓に良くないと判断して、今では1日100g超えるくらいにしています。

なので今回は私の判断でたんぱく質 体重の1.7倍摂取にします。

摂取量の計算

私の場合の計算をします。

たんぱく質 

63(体重)×1.7=107g

たんぱく質のカロリーは、1g=4キロカロリー

107×4=428キロカロリー

脂肪

脂質は1日に平均、体重×0.7gとることが推奨されているので

脂質 63(体重)×0.7=44g (小数点は切り捨て)

脂質のカロリーは、1g=9キロカロリー

9×44=396キロカロリー 

炭水化物

炭水化物は総摂取カロリーからたんぱく質と脂質のカロリーを引いたカロリーを4で割ります。

1812ー(428+396)=988キロカロリー

炭水化物のカロリーは、1g=4キロカロリー

998÷4=247g

結果

私が筋肉を減らさずにダイエットするには1日

たんぱく質107g摂って、脂質は44g、炭水化物は247g摂ればいいことになります。

ステップ5~自分のマクロ管理法通りに食べる

ここまで読んで感じた人もいると思いますが、

「結局、食べ物に入っているの栄養素の含有量が分からないといけないじゃん」と思うでしょう。

今では「〇〇栄養成分」と検索したり、お店のメニュー表に乗っていたりしますが、それでも面倒な方のために、 

1日のモデルケース(私の食事)と皆さんがよく食べそうな食べ物の栄養成分を紹介します。(小数点切り捨て)

朝食編~

バナナ       P:1g F:0g C:23g

食パン(6枚切り) P:5g F:2g C:30g

プロテイン(エクスプロ―ジョン) P:30g F:2g C:2g 

鮭の切り身     P:22g F:4g C:0

納豆        P:17g F:10g C:12g

卵         P:12g F:10g C:0g 

ご飯(150gお茶碗1杯)    P:9g F:1g C:115g

私の場合

バナナ、食パン、プロテインを毎朝食べているので

P:36g F:4g C:55g    

昼食編~

やよい軒サバの塩焼定食  P:32g F:35 C61

すき屋牛丼並   P:16g F:23g 10g

はなまるうどん きつね中  P:18g F11g C:138

カップヌードル(日清しょうゆBIG)  P:12g F:18 C:60g

やよい軒唐揚げ定食  P:39g F:51 C:82g

私の場合

サバのお弁当をよく食べるので(ブロッコリー、オクラ、ホウレンソウ、お米の栄養成分も足す)

P:29g F:17g C:57g

夕食編~

ハンバーグ(120g) P:15g F:16g C:14g

とんかつ(100g) P:22g F35g C:18g

カレーライス(チキン)     P:30g F:35g C:97g

私の場合

お昼と同じサバとご飯を食べているので同じ栄養成分です。

P:29g F:17g C:57g

私の1日の摂取栄養成分量

P:94g F:38g C:170g

たんぱく質が13g足りない、脂質6g足りない、炭水化物77g足りな状態となりました。

プロテイン(エクスプロ―ジョン)を15g、オリーブオイル大さじ半分、お米をお茶碗の少し多め(170g)で調整。

これで、たんぱく質107g、脂質44g、炭水化物247gを1日で摂取できる計算になります。

  

まとめ

マクロ管理法は筋肉量が考慮されていない分、計算したカロリーが実際は足りない場合もあります。

なので、実際に1週間続けてみて筋トレの質や、生活活動の質を確認して調節してみて下さい。

インボディーで基礎代謝量が測れれば、一番信用できる数字なので、機会がある人は是非インボディーを測ってみて下さい。

また、マクロ管理法は自分の目的に合わせた摂取カロリーを計算するまでは簡単ですが、食べ物の成分表を計算するのがかなり面倒になります。

慣れれば食べるものがパターン化できて、計算も楽になりますが、慣れるまで大変だと思う方は

たんぱく質の摂取量を先に埋めるのを考え、残りのカロリーを脂肪を気にしながら埋める形で計算しましょう。

そして、上記でも述べている私の食事の内容は沼飯という食材で、炊飯器で沼飯を作り(おじやみたいな物)それを小分けにして、昼と夜食べています。

沼飯の基本食材は、鶏むねor鮭2切れorサバ2切れとブロッコリー、オクラ、ホウレンソウのみ。

味付けはバリエーションがあるので意外と飽きません。

沼飯についての記事を掲載しますので是非参考にしてみて下さい。

今回は以上となります。

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