【呼吸は2歩で吸って2歩で吐く】快適なランニングリズムを決める理想の呼吸法

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トレーニング君
トレーニング君

ランニングをしている時って

みんなどのような呼吸を

しているのかな?

SKP
SKP

呼吸って、口からも鼻からも

吸えますがおすすめするのは

鼻呼吸です!

トレーニング君
トレーニング君

鼻呼吸か!

息を吸うタイミングも

教えてほしい。

SKP
SKP

ランニング時の呼吸リズムは

2歩で吸って2歩で吐く、

2ー2法が一般的な呼吸法です。

ランニング時の呼吸法はとても大事です。

呼吸を意識しないと、ランニング時のリズムが崩れて、思うようにタイムが出せなかったり、疲労が溜まってトレーニングが続けられなくなってしまいます。

ランニングの記録は呼吸のリズムを固めることで飛躍的に伸びます。

そして、ランニング時の呼吸法は2歩で鼻から吸って、2歩で口から吐く2-2法が最適です。

この記事を読むことで、2-2法が最適な理由と10年間筋トレとランニングを続けた私の経験をもとに筋トレ男子のランニング時の呼吸法を知ることができます。

執筆者

2-2法を世に広めたジャック・ダニエルズ

2歩で吸って2歩で吐く2-2法をはじめに提唱したのは、ジャックダニエルズという方です。

ジャックダニエルズはオリンピック選手を数多く指導した方で、オリンピックレベルのアスリートと協力してランニング研究を行い、膨大なデータをもとに

トレーニングの効果とトレーニングの根拠を世界に発信しています。

そんな彼が提唱する2-2法がランニングにとって、もっとも適していると言われる根拠に

・ベテランランナーほど、どのようなスピードでも2-2法で走っている。

・2-2法は1分間に取り込める空気の量が最大になる。

が上げられます。

ジャックダニエルズが呼吸リズムの研究をしたエリートランナーの86%は誰に教えられたでもなく、勝手に2-2法で走っていました。

なぜ、誰にも教えられていないのにほとんどのエリートランナーの呼吸法が2-2法になっていたのか?

それは、2つ目の根拠である、2-2法は1分間に取り込める空気の量が最大になるからです。

例えば、毎分180歩を4歩で吸って4歩で吐く呼吸法、4-4法で走ると、

呼吸回数は4+4=8

180歩÷8歩=22.5回

呼吸回数は22.5回になります。

1回の呼吸で出入りする呼吸量を仮に4ℓ(あくまでも計算上の数字です)とすると、180歩を4-4法で走った時に、取り込まれる空気は90ℓになります。

他の呼吸法で計算した結果(呼吸量は呼吸回数が少なくなるごとに0.5ℓ減ると仮定)

3-3法 →105ℓ(1回の呼吸量は3.5ℓ)

2-2法 →135ℓ(1回の呼吸量は3ℓ)

1-1法 →225ℓ(1回の呼吸量は2.5ℓ)

SKP
SKP

計算だと1-1法で走った方が

取り込める空気の量は

多いのではないかと

思いますよね。

2-2法が快適だとわかる実験

そこで、ジャックダニエルズはランナーにトラックを5周走らせる実験を行いました。

実験の内容は

1周目4-4法

2週目3-3法

3周目2-2法

4週目1-1法

5周目4-4法

で走ってもらうとうもの。

この実験の被験者として私の感想を述べると、

2-2法が一番走りやすい!

1-1法は呼吸回数が多く、それだけで疲れるしリズムが崩れてしまいます。なによりも、1回で吸える空気量が少ないです。

3-3法や4-4法は身体的に快適ですが、スピードが上がるにつれて、呼吸が追いつきませんでした。

ランニング時の鼻呼吸と口呼吸の違いは?

鼻呼吸のメリット

・喉の乾燥を防ぐ

・鼻粘膜のおかげで新鮮な空気を吸える

デメリット

・息が上がると鼻呼吸じゃ間に合わない

口呼吸メリット

・すぐ呼吸したいときに息を吸える

口呼吸デメリット

・喉の乾燥

上記のメリットデメリットを考慮しても、空気は鼻から吸ってほうがいい。

SKP
SKP

特に空気が乾燥している時は

口呼吸でランニングをしている

と気管支を痛めてしまいます。

2-2法のやり方

走っている時に、歩数と呼吸回数を数えるのは難しいですよね。

2-2法を行うポイントは歩数ではなく、呼吸を意識することです。

「スッ、スッ」と鼻で2回吸って「ハッ、ハッ」と口で2回吐く

あとは呼吸スピードが勝手に歩数に合わせてくれます。

あくまでも数えるときの呼吸法なので基本は、2歩で1回吸って、2歩で1回吐くと

楽にランニングできます。

SKP
SKP

スピードが速くなれば

呼吸感覚も短くなりますが

ランニングにはリズムが大事!

慌てて呼吸せず、平常心で走り

ましょう。

実際にやってみた

私も自分の呼吸が2-2法なのか分からなかったので実際に調べてみました。

メニューは800mを時速18kmで3回実施。休憩は1分20秒です。

結果

初めの400mは2-2法、ラスト400mは2-1.5法でした。

2-1.5法というのは、2歩で2回吸って2歩目を踏み込む前に吐くということ。私が勝手に決めています。

疲労が溜まってくると、だんだん1-1法に変わっていき最終的にペースが落ちるか、そこでトレーニング終了となります。

1-1法になるランニングは、最後の粘りや、脚力を高める短い距離のトレーニングとしてなら行ってもいいです。

しかし、インターバルトレーニングの1セット目で1-1法になってしまうようであれば、強度が高すぎるので、スピードを落とすことを考えましょう。

SKP
SKP

2-2法で走れている間は

トレーニング的にも

身体的にもちょうどいい

スピードです。

2-2法で間に合わなくなると

強度が上がり始めていると

思ってください。

まとめ

今回の記事では、2-2法をおすすめしましたが、

ランニングに慣れるまではスピードに合わせた呼吸で走る方が、リズムがとれて走りやすいと思います。

スピードに慣れたら、2-2法で走る練習をすることで、体が順応するので焦らずトレーニングしていきましょう。

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